大草原の小さな家に出てきた
キルトの掛け布団を真似て
シンプルで可愛いキルトを作ってます。
大きなものは飽きそうなので
タペストリーにしようかと思ってます。
東京キルトショーのテーマにもなった
この「大草原の小さな家」ですが、
若い世代の人は、知らない人も多いようですので
少しご紹介します
原作はアメリカのローラインガルス
西部開拓時代子供時代を過ごした、
ローラとその家族の自伝的物語で
当時の素朴で楽しい生活や
暖かい家族の絆を描かれています
そしでそれがドラマになり、
NHKで放送されました。
私は昔も見てましたが、
パッチワークを始めた頃にDVDを買い、
あらためて見るとよい話で泣けます。
家族の思いやり温かさにジンとくるのです。
中でも気に入ってるお話は『プラムクリークのクリスマス』です
クリスマスが近づくと、家族みんなそれぞれ、
こっそりとクリスマスの贈り物を用意し始めました。
お父さんはローラにローラの持ってる
ポニーの上に乗せる鞍を木で作っています。
お母さんは雑貨屋でグリーンの生地を買って、お父さんのシャツを縫います。
姉のメアリーもお父さんにシャツをプレゼントする為、
仕立て屋さんで仕事を手伝って縫い方を教えてもらいます。
ローラはお母さんが欲しがってた
高価なキッチンストーブをプレゼントする為に
自分の可愛がっていたポニーを
雑貨屋さんに売る約束をします。
クリスマス当日それぞれのプレゼントを渡すのですが、
メアリーがあげたお父さんのシャツは
お母さんの作っていた生地と同じものでしたので、
お母さんはこっそり自分のプレゼントを隠します。
お父さんはローラに鞍のプレゼントをしましたが、
ポニーはもう売ってしまうのです
そして、お母さん宛の大きな箱からは
ローラからのプレゼントのキッチンストーブが出てきました。
お母さんがびっくりしていたその時、
雑貨屋さんがローラのポニーを引き取りにきて、
ローラは泣きながら渡します。
お母さんがお父さんに
『これはもらえない。ローラがかわいそう』と言うと、
お父さんは『ローラの気持ちをくんで、受け取ってあげなさい』と言ったので、
お母さんはローラを抱きしめて、
ありがたく受け取ることにしました
もう一つ好きなお話は『私の母さん』
ローラのお母さんは美人で聡明優しくて、
朝から晩までよく働きます。
いつも自分の事より、家族を優先し
自分の服などもあまり持っていません。
ある時、お母さんは雑貨屋さんで、
高価なブルーのワンピース用の生地を衝動買いしてしまいます。
後悔して返品しようとしたお母さんに、
お父さんと子供達は、
『お母さんのワンピースを作って学校参観に着てきて。
母さんにとても似合うと思う』と勧めます。
参観の前の晩、お母さんは夜遅くまで縫い物をしていました。
参観に間に合うように服を仕上げているのでした。
次の朝、できあがったのはお母さんのではなく、
2着の子供用のブルーのワンピースでした。
↓このワンピース
何もかも不自由のない今の時代に
一番大切なことを教えてくれます
家族が幸せであれば
それ以上の幸せはないのではないかと思います。
大草原の小さな家シーズン 1