入ってみると、すごく広くて素敵な雑貨とたくさんの布が陳列してありました。
知る人ぞ知るお店って感じで、たぶんキルターの方たちの間では有名なのでしょう。
まるで倉庫を改装したような開放感のある広い店内で
キルト専門ショップでこんなに広い所は初めてでした。
でも目移りするばかりで買うものが決まらず、
気になる布だけ少量買ってきました。
写真はOKだったので少しだけ撮らせて頂きました。
そして最終日に行ったレオナルドダビンチの「最後の晩餐」
ここはミラノ万博の次にどうしても行きたかったところ。
ミラノにあるマリアデッレグラツィエ修道院の元食堂の壁に
ダビンチが描いた420 cm × 910 cm の壁画。
一度は崩壊した建物から奇跡的に絵の部分は残っていて
素晴らしい修復技術によって復旧されたとのこと。
前もって予約しておかないと見るのが難しいということでしたが
イタリア語サイトからの予約は自信がなかったので
日本の旅行代理店に頼んで予約を取りました。
一人一回15分のみの鑑賞で、予約の時間に遅れるとキャンセルになってしまう。
同じ時間の予約者20人くらいで、15分たったらドアが開き次の待機室へ、
また15分たったら次の待機室へと、どんどん近づいてくる感じがたまりません。
で、とうとう壁画のある場所へ。
薄暗い部屋の中でボーッと光で映し出されたその絵は
本当に美しくてあまりにもすばらしくて、
15分経って出て行くのが寂しかったです。
写真はNGなので外観だけをパチリ

食べ物に関しては実はことごとく外しまくりでした。
ガイド本のオススメの店に行けば間違いないのでしょうが、
ちょうど食べたい時間にそこへ行くというのは結構難しく
たまたま入った店がそうなのか、期待外れのとこが多かった。
パンは固くボソボソだったり、パスタは塩辛かったり。
イタリア語メニューがわからず、無難にpastaを頼んだら
日本のパスタとは違うニョッキと豆の煮物が出てきたり
(イタリアではpastaは粉物全体の種類のことでいろんな料理があるらしい)
そんなこんなでどんどん食欲が減退していき、けっきょく
アパートで御飯を炊いて作ったおにぎりが一番美味しかったりして 笑
でもピザとジェラートとティラミスは最高でした。
最後の日は、ガイド本の料理の写真を指差して
「これあります?(日本語)」でokでした。
最初からこうしておけばよかった。ちょっと恥ずかしいけど^^;
それから、今回泊まった宿は、
ローマとミラノは日本人オーナーだったので、
清潔で、いろいろな生活道具が揃ってて至れり尽くせり。
予約も日本語でやりとりができ、
日本にいる時からいろんな情報を教えてもらったり、
とても心強くありがたかったです。
特にミラノは滞在型アパートメントで3泊したので
そこに暮らしてるような気分で快適でした。
一番印象的だったのが、人々がおおらかで明るいということ。
時々声をかけてくれる人や、道を教えてくれた人、
お店の人や、バスや地下鉄で見かけた人
あくせくしてなくてゆったりとしていて人懐っこい感じ。
言葉はわからないけど、みんなおしゃべりで楽しそう。
行く前は、イタリアは怖いというイメージが強かったけど、
(もちろん、スリには細心の注意を払いました)
このおおらかで温かみのある人柄がイタリアの魅力なんだなと感じました。